ご供養について

『御葬儀について』
ご連絡を頂けば、枕経・出棺経・葬儀に伺います。基本的に3名で出仕します。
「戒名」はどなた様にも院号のついた九字の戒名をおつけします。戒名は釈尊の弟子となった証でありその方の生前の行いを表すものです。故人が生前どのようにお寺とのおつきあいをされたかや、その方の生き方、趣味や特技、嗜好を家族の方に伺いした上でおつけします。
当山では葬儀料や戒名料という名のお布施の額は定めておりませんし、「どのくらいを?」と尋ねられてもお答えしません。「このくらい」という額はありません。葬儀を終え、喪主が気持ちよく納得できる範囲の額をお包み下さるのが布施ですので、そのようにお願いしております。


『御法事について』
当山で葬儀を執り行ったご家族には初七日忌から四十九日忌、百ヶ日忌、初盆経までと、年回忌は一周忌から五十回忌までご案内しております。卒塔婆を建て回向を営みます。


『水子供養について 』
あなたは「人は望んで生まれてくるわけではない。たまたまその両親を縁としてこの世界に生まれてくるのだ」と思いますか?

『今この三界は皆これ我が有なり その中の衆生は ことごとくこれ我が子なり しかも今このところは 諸の患難多し ただ我れ一人のみよく救護をなす』    法華経比喩品第三

 お釈迦様は自ら望んでこの娑婆世界にお生まれになった、と述べられています。私たちも同様です。そして、清い人たちや比丘比丘尼を遣わして諸の衆生を導き、ただお釈迦様のみがお救いになられるとも仰られています。
 当山でも、他のお寺様と同様従来から「水子供養」を致しております。ホームページ上でもお申し込みを頂くようにしているのは、当山で運営しております『カンタカ奨学会』の基金にそのお布施を繰り入れようと考えているからです。

 本来生まれるべき命が何らかの理由で生まれ得なかった。その供養を果たさねば障りがあると思い、或いは現に我が子を亡くして苦しんでおられる方々の心持ちを良い方向へ転じるために、お手伝いいたします。生まれる時にも苦があり、生きていくことにも苦がある。苦を転じて楽となせというのが仏様の教えです。それぞれの水子への供養の志を仏前に供え、生きている方々の支えにそのお布施がなれば、素晴らしい功徳になるのではないでしょうか。

 
 お申し込みを頂いた日から1ヶ月、間毎日施主のお名前で朝夕2回お経をあげご供養申し上げます。お布施は3000円とし、すべて奨学会へ繰り入れます。お問い合わせフォームからお申し込み下さい。