お盆と修行

今年はコロナ騒動でお盆の帰省や親族が集まることなど、自主規制して様子を見てほしいということで推移するようです。誰にとっても、修行の日々と言えるかもしれません。

 ところで
 しゅぎょうには、修行と修業がありますね。
 修行は【仏の悟りを求めてその教えを実践すること。托鉢をして巡礼すること。精神をきたえ、学問・技芸などを修めみがくこと。
 修行者とは仏道を修行する人。諸国を托鉢・行脚する人。武芸を修行する人】

 修業は【学問・技芸などを習いおさめること。板前の修業・花嫁修業】
 と、広辞苑に載っています。


 仏教的には業はカルマですから、その人が本来持っているものであり、行は行いです。本来持っていて、ある意味どうしようもない自分の業に向き合い受け止めて、生きていけるように組み直していくことが修行です。業はもともとあるものであり、行は良い師に出会い習うものです。
 釈尊を良き師として、釈尊と共に歩くことができれば幸いです。
 

シュウメイギク
2020/8/8