史上3人目、現行2人目の女性宗会議員さん誕生!

本日付の「中外日報社」の記事から
【 寺に生まれ題目には親しんできたが、音楽大学を卒業しピアノ教師となった。僧侶になったのは15年ほど前。高齢になった故田邉顕事・前住職を助けようと出家を決意した。周りの男性教師は、宗門校や青年会を通じて若い時から宗門に関わってきた人が多い。仏教界の常識に染まらない発言は、よく「ド直球」と評される。

自坊はもと顕本法華宗。1941年に日蓮宗と合同した際の取り決めに基づく「参与推薦」枠の宗会議員だ。旧顕本法華宗寺院は全5千カ寺のうち200ほど。口数の少なかった師父が、門流の重みだけは繰り返し語っていた。「先師が積み重ねた努力を大切にしたい」と強く願う。

就任から間もなく3カ月。「中に入って見えてくるものがある。宗門の組織図が頭に入り、何をするにはどこに働き掛ければいいかが、少しずつだが分かってきた」。持ち前の明るさで、少数派の意見を代弁していく。
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松野蓮香上人と田邉木蓮上人、益々のご活躍をお祈りいたします。

2019/4/12