寒行初日

「雨大法雨 吹大法螺 撃大法鼓 演大法義」  妙法蓮華経序品第1から
うだいほうう すいだいほうら ぎゃくだいほっく えんだいほうぎ

大法の雨を降らして 大法の法螺を吹き 大法の鼓を打って 大法の義を明らかにする

寒中唱題行脚(かんちゅうしょうだいあんぎゃ かんぎょう)は師父が10才でこのお寺に徒弟で修行に入った頃にはすでにあったと聞いています。今から100年近く前のこと。家もまばらな畑の中の夜道を、提灯下げて太鼓を鳴らしながら歩いたと。今は街灯もあるし家もそれなりにあり、車も通ります。逆に車が通る道を歩くことの方が危険かもしれません。
喜捨を頂いた門口に立ち、先祖供養と順路に当たる道筋交通事故等で亡くなった方々への回向、ならびに各家の繁栄と安寧、ひいては平和な世の中であるようにとの祈願も併修いたします。
今日は雨が降っていたので、本堂でUさんご夫妻とSさん姉妹とで唱題行を行い、お茶を飲んで解散しました。明日からはお天気のようです。

満開の桜花をいただきました。
2023/1/16